グロウコミュニティ株式会社はリスキリング(再教育)を得意とし、日本のIT人材不足の解決や人材教育のDXに取り組んでいるIT企業です。

新卒で求人広告の代理店へ就職し、営業として働いていました。

当時、IT業界の求人広告を担当していたんです。
主に中小企業やベンチャー企業へ営業する中で、社長さんとも親しくなって飲みに行くことも多くて。

業界のお話を色々聞かせていただき「ITエンジニアってかっこいいな！」と憧れを抱くようになったのがきっかけです。

求人広告の営業ってやっぱり泥臭いので…　IT業界はすごくキラキラして見えました(笑)

いえ、スクールへ通いました。
某大手スクールへ半年通い、PHPを学習してから転職活動へ挑みましたね。

前職は東京で働いていたのですが、地元が名古屋なんです。

地元へ戻って働きたいという想いがあり、名古屋のIT企業に絞って就活したんですが、当時は「未経験からエンジニアへ転職できる企業」というのはなかなかなくて…。

自力で名古屋の企業を探す中で、グロウコミュニティを見つけました。

未経験からでもエンジニアになれることや代表の想いやビジョンなどITベンチャー企業に飛び込んで自分自身も成長できるのではないかと思い、転職を決意しました。

スクールに入ってよかったところ…
強いていうなら、最初からIT業界の案件へ入れたことですかね。

全くの未経験だと携帯販売などの接客＋カリキュラムスタートになることもあるので、最初からITの保守・開発案件へ入れたことは大きかったと思います。

ただ、個人的にはぶっちゃけスクールは通わなくて良いかなと思ってます。
今のグロウコミュニティなら、スクールと同じ環境が社内にあり、教えてくれる先輩や講師の方もいらっしゃるからです。わざわざ高いお金を払って行くのはもったいないかなと思います。

PHPもjavaも両方のカリキュラムを受講しました。

自力で半分、先輩や講師へ聞いて半分進めたといった具合です。
全て誰にも聞かずにやり切るのは初心者には難しいと思います。
決して甘くないけど必ず力になる内容だと感じました。

自力で30分調べてもわからなかったら聞いてみるのが挫折しないポイントだと思います。

まず、質問の仕方でつまずきました。
自分のわからないところがわからないんです。

本当はわからない箇所をしっかり言語化して質問できるのが一番良いんですが、初心者の頃はそれ自体が難しいので、上手く言語化できないことも正直に伝えて質問していました。

現場に入ってからも色々つまずいてましたね(笑)

自力で一通り作成してみて動かないという時はまず調べて修正、
それでも動かない時は現場の方に逐一質問・確認していました。

現場の方とのコミュニケーションがとても大切だと思います。
やっぱりコミュニケーションが取れる人・取れない人では仕事のしやすさが違いますし、質問や確認がしっかりできるかどうかで作業スピードや信頼度も変わってきます。
前職で営業を経験しておいて良かったなと感じています。

一番は「やったらやっただけ自分のスキルになる」ということですかね。

努力してもスキルにはつながらないことってあると思うんです。
たとえば、皿洗いを毎日やり続けても、洗う速度は速くなるけど、だからといってそれが何かスキルにつながるかというと…ですよね。

でもプログラミングは、勉強すればその努力した分が知識となって、たとえば製品を設計できるスキルになったり、実際に制作できるスキルになったりします。

「勉強したことがどんどんスキルとして積み上がっていく」と考えると、むしろやる気が出てきます！

「人に教える前提」でインプットしています。

誰かに教えるとなると、言葉で説明しなくてはいけないので、ただ知識があるだけでは足りません。しっかりと理解していないと言葉にするのは難しいです。
人に教える前提で勉強に取り組むことで、自然と理解度が高まりました。

あとは、「勉強してますよ」ってことをしっかり営業さんにアピールするのも大事！(笑)
努力してるのに伝わってなかったらもったいないです。そうやって自分をアピールしていくこともエンジニアには必要な力だと思います。

元気・やる気！
未経験の場合、唯一にして最大の武器はやっぱりこういった人柄だと思いますね。
スクールで勉強したとはいえ、現場経験がないと結局は未経験者になってしまうので。

あとは、基本的に自分のペースで話すようにしていました。相手の空気に呑まれないというか。
自分は試される側だというマインドだと、どうしても緊張してしまうので、
逆に「僕も相手を見てますよ」という気持ちで挑むと緊張しづらいかなと思います。

それと「聞かれたことに1から10まで答える」ということも意識していました。
1つの質問に、聞かれたことをそのまま一言で返すとそれで終わりです。簡潔に答えることはもちろん大切なのですが、そういう方がほとんどなので面接官の記憶には残りにくいです。

そのため、簡潔に答えつつも、相手が知りたいことを先回りして考えて、一言で終わらせずに回答するようにしていました。

そうですね、僕は「コミュニケーションを取らないと自分の存在を知ってもらうのは難しい」と考えていて。

思っているよりも相手は自分の方を向いてないし、自分から自分の存在をアピールしなければ、面接はもちろん、現場でも活躍していくのは難しいと思います。

特にグロウコミュニティのようなベンチャー企業は、人数もどんどん増えていくし、周りも自分から行動する人が多いし、待ちの姿勢だと厳しいと思いますね。

製造工程を2年くらい経験して、上流工程へステップアップしていきたいです。
下流工程から上流工程まで全部できるのが目標です！

ITエンジニアに興味がある方は、まずはこんなことを自分に問いかけてみてほしいです。

『あなたはなぜIT業界に入りたいですか？』

そこで出てきた答えが「在宅ワークがしたいから」「楽そうだから」「なんとなく稼げそうだから」という答えだったら正直おすすめしません。

「スキルを身につけたいから」「ものづくりが好きだから」「プログラミングが楽しいから」そういう方はありだと思います！

こんなことをなぜ言うかというと、
IT業界は転職してからも毎日勉強が必要だからです。

どの業界も勉強は必要かもしれませんが、IT業界は特に新しい技術がどんどん登場するので、それに興味を持って意欲的に勉強できないと続けていくのが苦痛になってしまいます。実際、勉強を続けられなくて挫折してしまった方を何人も見てきました。

また、未経験からエンジニアになるのは本当に大変です。全然キラキラしてません(笑)
僕自身、キラキラした世界に憧れを抱いて飛び込みましたが、最初は勉強しては壁にぶつかりまた勉強して…という繰り返しで、泥臭いことばかりでした。

ただ、常に努力を怠らずに続けたその先にはキラキラした世界が待っているのも本当です。実際に在宅ワークをしている方や年収を大きくアップさせた方が周りにいるので、そこを目指して頑張り続けられる覚悟が必要だなと思います！