2021/10/21
【SESって何?】エンジニアになりたいなら最低限の知識はつけておこう

1.【SES】ってなに?

SES=システムエンジニアリングリングサービスと言います
受託契約の一種でソフトウエアやシステムの開発・保守・運用などの特定の業務に対して技術者を派遣する技術支援サービスのことを指します。こう聞くと「SESって派遣契約のこと?」と考える人もいるかもしれませんが、派遣契約とはまた異なります。
SES企業のエンジニアはクライアント企業で働くことになるため、勤務地や勤務時間、仕事内容や服装などの条件は、現場によって大きく異なります。また、一般的にプロジェクトの規模が大きいほど大人数のチームで派遣されることが多く、プロジェクトの規模が小さければ1人で派遣されることもあります。未経験や経験の浅いエンジニアは、教育係も兼ねたベテランエンジニアとセットで動くことも多いです。
SESは案件単位で仕事内容や働き方や大きく変わるため収入面も月給20万〜60万と幅が広いのも特徴的です。
2.SESのエンジニアとして働くメリット・デメリット

SESのエンジニアは、派遣されるクライアントによって働き方や待遇が大きく変わります。これはSESエンジニアにとってはメリットでもあり、デメリットでもあるのですが、具体的にどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。詳しく解説をしていきます。
2−1.SESエンジニアのメリット
①未経験者も正社員として採用されやすい。一番のメリットはこれになります。
業界は慢性的に人手不足ということもあり、SES企業では正社員かつ未経験者OKの求人が多く出回っています。もちろんエンジニアは技術が必要な仕事ですので、入社後の勉強は必須ですが、「とにかく安定した職に就きたい」「手に職が欲しい」という人にはおすすめといえます。
②専門性や幅広いスキルが身に付く。
SESのエンジニアはプロジェクトごとにさまざまな技術に触れることができるため、経験したプロジェクトの数が増えるほど幅広いスキルを身に付けることができます。
SES企業への転職を考えている場合は、自分の磨きたいスキルに合ったプロジェクトが稼働しているかを確認するのが大切です。
③大手企業とのコネクションができる可能性がある。
クライアント先で働くSESのエンジニアは、自社の社員だけでなくSIerや他のSES企業の人たちと関わる機会が多くあります。いろいろな企業の人たちとの接触できる機会があるため、クライアント先や他のSES企業から技術が認められれば、いろんなお話や仕事の相談にのってもらえるかもしれません。
2−2.SESエンジニアのデメリット
①年齢が不利になりやすい。
難易度の低いプロジェクトが多く、それらのほとんどが若手の育成案件として使われるため、スキルのないエンジニアだと、年齢を理由に選べる仕事の幅が狭まってしまうのがデメリットの一つです。
②案件先により環境がおおきく変化する。
SESエンジニアはクライアント先での勤務がメインとなるため、プロジェクトや契約期間の終了に伴い、職場が変わります。なのでせっかく職場になじんでも別のプロジェクトではまた関係値をつくったりなど労働環境が大きく変わったりする点は人によっては大きな負担と感じてしま方もいると思います。
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